住宅メーカーの裏事情その1

住宅メーカーが広告している、
住宅の価格というのは非常に重要です。

家を建てようとする人は、
月々の支払金額から逆算して
住宅購入金額を決めます。

その範囲内で収まりそうな住宅メーカーを数社選んで
その中から理想の住宅を建てようと模索します。

いくら理想の住宅メーカーがあったとしても、
無理な価格帯であればあきらめざるを得ません。
「高いメーカーは選択肢にも入らない」
ということになってしまうのです。

そのようなことから、住宅メーカーは、
少しでも安い価格提示をしようとします。

そうするための方法として、
「標準工事とオプション工事とで別々にする」
という手法が生まれました。

今一度よく考えてください。
別々にするのは、メーカーの都合でしかないのです。
購入する側としては、すべての工事が価格に含まれて、
「その金額以外にかからない」
という価格提示の方が分かりやすいに決まっています。

オプション扱いの工事を増やし、標準工事を少なくすれば
結果的に、家本体の価格を安く見せることができます。

こうして、住宅メーカーは安さをアピールし、
少しでも多くのお客様の選択肢に入ろうとします。

メーカーとしては、
お客さんの選択肢に入ればこっちのもの。

興味を持って来店してくれたお客様に対し、
良いことばかり言って夢を見させ、いかに予算オーバーを承諾させるか・・

「何千万のうちの百万ならオーバーしても・・」
そのように金銭感覚をマヒさせるのが目的です。

そのときには
広告で表示されている住宅の価格なんておぼえていないのです。

なにせ、
お客さんは理想の家を夢見てしまっているのですから・・・

床補強工事

床補強

ピアノ、巨大水槽などの重量物を置く際には
床補強が欠かせません

補強しなくても最初は耐えてくれますが、
のちに床がたわんできたりします。

そうなってからの補強ですと、
いったん重量物をどかしてから補強する必要があり
余計に出費がかさみます。

床補強に関しては、
新築のうちに行うことを強くお勧めします。

一般的な構造では、
そこまでの重量物を置く想定をしていません。

補強をしていませんと、

重量物のそばを歩くだけで、
床がたわんで上下に揺れたりします。

手すり取付

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実際の施工写真(クリックで拡大)

手すりですが、標準では、
階段にしか付いていなかったりします。

お年寄りがいるご家庭などでは、
手すりが絶対足りません。

そうなると、
オプションで付けるしかありません。

安全をお金で買う形なので
この出費はしょうがない部分ではあります。

ハンガーパイプ(収納内ポール)取付

取り付け工事費含み、

¥7,500/1箇所

※消費税別の現金価格

クローゼットポール

枕棚あり、なしにも対応(パイプ径32mm)

南海プライウッド(HPC-B32等)パイプセットC

ハンガーパイプ/webカタログ
メーカーホームページ

ハンガーパイプ



実際の施工写真(クリックで拡大)

とことんオプション扱いの建売メーカーなどは、
クローゼット内のハンガーパイプですら、
オプション扱になります。

それほど高い出費ではありませんが、
さらなる出費は痛いですよね・・

自分で取り付ける方法もありますが、
クローゼットにピッタリ合うハンガーパイプを
設置する必要がありますので、
DIYだと案外めんどうです。

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住宅メーカーの裏事情その2

標準工事とオプション工事を分けることにより
住宅メーカーは安さをアピールしていることをお分かりいただけたかと思います。

ここで大切なことが一点、
オプション工事は別契約なので、
家本体のメーカーとは別の会社でも構わないのです。

しかしなぜだか、
住宅メーカーのほとんどが
オプション工事専門の子会社を持っています。

そして、
住宅メーカーの営業マンは、
オプション工事を子会社でやるようにお客さんに勧めます。

「子会社ですから、当社の家のことは一番分かっており安心です」
「みなさん子会社で工事を発注されております」
「外部の業者ですと、品質などの面で心配です」
「新規の業者さんですと、信頼できません」

このような理由を述べて、
子会社でやらせようとするのです。

ほとんどのお客さんが、
営業マンのいうことを信用して、
子会社に発注します。

オプション工事の話を進めるときには
お客さんと営業マンとの信頼関係ができていることから、
営業マンの話をすんなり受け入れてしまうのです。

こうして住宅メーカーは、
オプション工事の利益についても、
子会社を通してちゃっかりいただくのです。

そのような構図が出来上がっています。

利益至上主義の住宅メーカーのやり方はえげつないです。
任意のオプオション工事でさえ、
自社の子会社に独占させようとするのですから・・

グルニエ(屋根裏収納)工事

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ハシゴ
実際の施工写真(クリックで拡大)

屋根裏収納、小屋裏収納、ロフト収納、グルニエ
様々な呼び名がありますが、
要は天井裏の収納スペースのことです。

屋根裏というのは、有効活用しなければ
デッドスペースになりますが、
収納として活かせばかなりのスペースが生まれます。

ただ、屋根裏の構造により、
設けられる収納の大きさが決まってきます。

注文住宅ならともかく
建売住宅で屋根裏収納が標準で付いていることはありません。

従って、オプションで対応することになります。

上記画像のようなハシゴを天井につけ、
屋根裏へのアクセスを可能とします。

屋根裏は、
壁や床を造って収納可能にし、
屋根裏収納が完成です。

水回りコーティング施工

キッチンコーティングを施工すると
掃除がらくになります。

しつこい油汚れも簡単に落ちます。
タイルの目地に入り込む汚れを防ぎます。

特に女性に喜ばれるのが、
このキッチンコーティングです。

やはりキッチンはきれいであるに越したことはありません
そして、そのきれいさがラクに実現できればそれに越したことはありません。

奥様へのプレゼントとして一番喜ばれるものではないでしょうか。

その次に喜ばれるのが、
浴室防カビコーティングです。

浴室のカビが生えなくなるというのは、
掃除する側としては本当にラクになります。

やっかいな目地のカビ、
ドアの隅などに発生するカビ
いつのまにか発生しているピンクのカビ

それらに悩まされなくて済むのですから、
お風呂掃除がおっくうでなくなります。

白木コーティング施工

まっさらの新築の和室に使われている白木。

最初のうちは白くてきれいでも、
経年劣化とともに黄ばんでいきます。

それを予防し、
いつまでも白さを保てるのが
白木コーティングです。

汚れが付きにくくなりますので
もし汚してしまっても簡単に落とせます。

UVフロアコーティング施工

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実際の施工写真(クリックで拡大)

コーティングの目的としては

・見た目がピカピカできれい
・ピカピカの状態が長続き
・傷つきにくくする
・床材(フローリング)長持ちさせる
・すべらず歩きやすくなる
・掃除がしやすい

などがあげられます。

 

フロアコーティングをすると
床がピッカピカになります。

ゆえに、傷が目立つというデメリットもあります。
椅子を引きずる部分など、摩擦が激しい部分のみ痛みやすいです。

きれいな状態はずっとは続きません。
少しの傷でも気になる方は、逆に向きません。

少しの傷くらいなら気にならず
メンテナンスが楽になることをメインで考えておられるなら
施工を検討しても良いと思います。

どう思われるかは、
個人の性格によります。

住宅メーカーの裏事情その3

これが、もっとも声を大きくして言いたい部分ですが、
住宅メーカーの子会社がやる工事は
・金額が高い
・工事の品質も一流とは言えない
です。

これが現実なのです。

繰り返しますが、オプション工事に関しては、
必ずしも住宅メーカーの子会社でやる必要はないのです。
勘違いされやすい部分ですが、オプション工事をどこでやるかは当人の自由なのです。

これでもあなたは、
住宅メーカーの子会社に発注しますか!?

住宅を購入した人の心には
・購入した住宅メーカーへの愛着がわいている
・営業マンとの信頼関係ができている
・他で安くできることを知らない
・住宅メーカーの子会社だから安心と思う
このような気持ちがあることを忘れないでください。

住宅メーカー側は、
このお客さんの心理を利用し、
オプション工事に関しても子会社でやらせるように仕込んでいるのです。

はっきり言いましょう!
住宅メーカーの子会社は高いですし、
工事の品質も一流とは言えません。