住宅の価格は、
おおまかに3つに分類されます。
・建物本体工事価格
・建物付帯工事価格
・オプション工事価格
ひとつずつ説明します。
・建物本体工事価格
構造体(柱、壁、内外装、屋根、窓、建具など)
・建物付帯工事価格
設備(電気、水道、ガス、浄化槽など)
・オプション工事価格
装備等(網戸、シャッター、TVアンテナ、エアコンなど)
住宅の価格に関しては
一定の決まりがなく、
各メーカーが自由に設定しています。
格安を売りにしているメーカーほど
付帯工事やオプション工事の割合が増え
本体工事価格を抑えようとします。
よく折り込みチラシで、
「キャンペーンにつき今なら坪30万円!」
そんな広告を目にします。
ですが実際には、その金額では絶対に収まりません。
よくある坪30万円なんていうのは客寄せに過ぎないのです。
坪30万円に釣られてやってきたお客さんを、
いかに丸め込んで、坪30万円以上の単価で納得させるか。
それが営業マンの手腕の見せ所です。
住宅メーカーの言うことを信用して、
建築申込金などを払ってしまったら、
完全に思うツボです。
人間は、
一旦行動に移してしまうと一貫性の原理が働き、
申込金を払ったメーカーで決めようとしてしまいます。
売る方はそれを知ったうえで、
金銭を払わせようとたくらんでいるのです。
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